真珠ネックレス、糸替えの“寿命”知っていますか?
切れる前にすべきこと
冠婚葬祭や学校行事など、真珠ネックレスが必要になる“その日”は、突然やってきます。
久しぶりにケースから取り出したネックレスの糸がゆるんでいる、玉が動いてしまう…。
そんな経験はありませんか?
実は、真珠ネックレスの糸には寿命があることをご存じでしょうか。
そして糸が切れるのは、決して珍しいことではなく、放置することで余計なトラブルにつながる危険があります。
この記事では、真珠ネックレスの糸替えについて
「いつ替えるべきか?」
「放置するとどうなるの?」
「長岡でどこに相談できる?」
といった疑問を、ジュエリーの専門家としてわかりやすく解説します。
◆ 放置すると危険!真珠ネックレスの糸は“劣化する”
真珠ネックレスの多くは、シルク糸やナイロン糸で組まれています。
自然素材であるシルクは“しなやかさ”が魅力ですが、時間の経過とともに劣化し、強度が落ちていきます。
【糸が劣化すると起こるトラブル】
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使用中に 突然切れる
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真珠の重みで 間隔が広がり、見た目が悪くなる
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首元にまとわりつき、 着け心地が悪い
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玉同士が擦れて 真珠が傷つく
特に最後の 真珠へのダメージ は深刻です。
真珠はとても繊細な宝石。糸が伸びて玉同士が強くぶつかると、見た目にわかる傷やスレが残ってしまうことがあります。
つまり糸のメンテナンスを怠ると、
“糸替えだけで済むはずだった修理が、真珠の劣化まで進んでしまう”
という結果になりかねません。
◆ 糸替えの目安は 2〜3年
一般的に真珠ネックレスの糸替えは
2〜3年に1回 が理想です。
【寿命が短くなるケース】
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よく使用する
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夏の冠婚葬祭など、汗をかきやすい季節に使用
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ケースの保管環境が悪い
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化粧品・香水が付着
汗や化粧品、皮脂は真珠だけでなく糸にもダメージを与えます。
見た目に変化がなくても、内部で劣化が進んでいることがあります。
「切れてからでいい」と思っていると、真珠の傷みにつながるため、切れる前の交換がおすすめです。
◆ こんな状態なら糸替えのサイン
以下に当てはまる場合は、糸替えのタイミングです。
🔸 ネックレスを傾けると玉が“スルッ”と動く
🔸 糸に毛羽立ちがある
🔸 真珠同士の間に隙間ができている
🔸 留め具付近が弱っている
🔸 使う予定があるのに不安を感じる
一つでも当てはまるなら、早めの相談をおすすめします。
◆ 長岡で真珠ネックレスの糸替えをした事例
※以下は実際に当店で行った修理内容に基づく事例です
【事例①:冠婚葬祭前日に気づいた糸のゆるみ】
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状態:糸が伸びて真珠が揺れる
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依頼内容:翌日に使いたい
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対応:糸替え + 金具チェック → 翌日渡し(※状況により対応不可の日もあり)
💡 早期相談で当日〜翌日の対応ができる場合があります。
【事例②:長年使用して糸が黒ずんでいた】
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状態:糸が汗・皮脂で劣化、変色
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依頼内容:見た目が気になるのできれいにしたい
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対応:シルク糸新品交換 + 留め具周辺の補強
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仕上がり:明るい印象になり、真珠の輝きが引き立った
💡 糸替えだけでも 見た目の印象が大きく変わります。
【事例③:高価な花珠真珠を安全に使いたい】
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状態:高品質真珠だが保管のみ → 使用前チェック
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対応:未使用でも経年劣化の可能性があるため糸交換
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仕上がり:使用前メンテナンスで安全性アップ
💡 高価なものほど、切れて落下するリスクを避けるべきです。
◆ 長岡で糸替えなら、対面で相談できる専門店へ
真珠の糸替えは、ただ糸を通すだけではありません。
真珠一つひとつの状態確認、留め具のチェック、糸の種類の選定など、専門性の高い作業が必要になります。
都屋兄弟商会(長岡市)では…
✔ 真珠の状態を店頭で確認
✔ 作業前に料金説明・見積り無料
✔ 糸の種類(シルク/ナイロン)もご希望に合わせてご提案
✔ 真珠のクリーニング・金具交換の相談も可能
🔸 無理に追加作業を勧めることはありません。
🔸 お見積りだけでも歓迎です。

◆ まとめ:真珠ネックレスは“切れる前”に糸替えが安心
◎ 真珠ネックレスの糸は 劣化する
◎ 糸替えの目安は 2〜3年に1回
◎ 放置すると 真珠に傷がつき、トラブルへ発展
◎ 長岡での糸替えは、状態を直接見てくれる専門店がおすすめ
「ケースに眠らせている真珠、ちょっと心配…」
「今度使う予定があるので安全に使いたい」
そのような方は、ぜひお気軽にご相談ください。
真珠を安全・美しく使うためのお手伝いをいたします。