「時計が遅れる/止まる」放置は危険?そのままにしてはいけない理由
「最近、時計が少し遅れる気がする」
「たまに止まるけど、叩けば動くから大丈夫かな…」
こんな経験、ありませんか?
実はその状態、”時計からの“危険サイン”かもしれません。
長岡で時計修理のご相談を受けていると、
「もっと早く持ってくればよかった…」
と後悔される方がとても多いのが、このケースです。
この記事では、
なぜ“遅れ”や“止まり”を放置してはいけないのか
時計修理のプロ目線で、分かりやすく解説します。
時計の中では何が起きているのか?
腕時計の内部には、
とても小さな歯車と軸が、何百個も組み合わさって動いています。
これらがスムーズに動くために必要なのが
「潤滑油(オイル)」です。
潤滑油の役割
潤滑油は、
-
摩擦を減らす
-
摩耗を防ぐ
-
精度を安定させる
という重要な働きをしています。
しかし、この油は永遠に使えるものではありません。
潤滑油は必ず劣化します
時計の中の油は、時間とともに
-
乾いて固くなる
-
ホコリと混ざってドロドロになる
-
金属を削る研磨剤のようになる
という状態に変わっていきます。
するとどうなるか?
歯車や軸は、
油の代わりに“金属同士”がこすれ合う状態になります。
これが、
-
時計が遅れる
-
振ると動くが止まる
-
音が変わる
といった不調の原因です。
「遅れ」は故障の初期症状
「まだ動いているから大丈夫」
と思われがちですが、実は逆です。
遅れは、内部で摩耗が始まっているサインです。
この段階で対処すれば、
-
分解して掃除
-
新しい油を入れる
だけで済むことが多いのですが…
放置すると、
削れた金属粉が広がり、
部品そのものがダメになります。
放置するとどうなる?
長岡で実際にあったケースをご紹介します。
ケース①
「遅れているけど、数年放置」
→ 軸が削れ、歯車交換が必要に
→ 修理費用が2〜3倍に
ケース②
「たまに止まるけど使っていた」
→ 油が完全に固まり、ムーブメントにダメージ
→ 分解だけで済んだはずが、部品取り寄せに
つまり、
早めに見せていれば“安く・早く”直ったのです。
止まった時計のよくある原因
時計が止まる理由は主にこの3つです。
-
電池切れ
-
潤滑油の劣化
-
内部パーツの摩耗
電池を替えてもすぐ止まる場合、
②や③が原因であることが多く、
そのまま使うほど、悪化します。
予防こそ、いちばんの修理
時計は、
「壊れてから直すもの」ではなく
「壊れないように手入れするもの」です。
定期的な点検やオーバーホールをすれば、
-
精度が安定
-
部品が長持ち
-
修理費用も抑えられる
という、良いことづくめになります。
都屋兄弟商会では
当店では、
-
国家資格の時計修理技能士が
-
状態を確認し
-
今、本当に必要なことだけをご案内します。
「今すぐ修理が必要かどうか」
「まだ様子を見ていいのか」
も、正直にお伝えしています。

まとめ|遅れや止まりは“助けて”のサイン
時計が遅れる、止まるというのは、
内部でトラブルが始まっている合図です。
放置すればするほど、
時計は傷み、修理費も大きくなります。
「ちょっとおかしいな」と思ったら、
それが一番の持ち込みタイミングです。
長岡で時計修理のご相談は
都屋兄弟商会まで。