
電波時計なのに時刻が合わない!なぜ?
電波時計の時刻が合わないときは、受信状態 、受信のタイミング 、電池の消耗、時計の異常、地域による影響の5つが考えられます。
電波時計は、電波を受信して正確な時刻を表示するはずですが、時刻がずれることがあり、考えられる原因を解説します。
1.電波の受信状態が悪い
受信しにくい場所としては、以下のようなものがあります。
・建物の奥の部屋や地下
・冷蔵庫や電子レンジなどの家電の近く
・高層ビルや山の影になる場所
2.受信のタイミング
電波時計は通常、深夜から早朝にかけて電波を受信します。 このとき電波の状態が悪いと受信に失敗します。
3.電池の消耗
電力が弱くなってくると、電波の受信能力が低下し、時刻を正しく合わせられなくなることがあります。
また、動作が不安定になり時刻がずれる原因にもなります。
4.時計の異常
長時間使用していると、時計の内部部品が劣化し、正しく動作し なくなることがあります。
特に電子回路の不具合が起こると、電波を受信しても正しく調整されないことがあります。
5.地域による影響
住んでいる地域によっては、受信が難しいことがあります。
日本の標準電波は、以下から発信されています。発信地域から遠い北海道北部や沖縄県、山間部では標準電波が届きにくいことがあります。
・福島県 おおたかで山送信所
・福岡県はがね山送信所
対策として、窓際などの電波を受信しやすい場所で【受信ボタン】を押して強制的に電波を受信させる方法があります。どうしても受信できない場合に、手動で時刻を合わせられる機種もあります。
不明な点は専門店に相談しましょう。