
ネックレスをつけたままお風呂に入って大丈夫?
ネックレスをつけたままの入浴は、基本的にはおすすめしません。できるだけ外しましょう。
温泉や銭湯はもちろん、自宅のお風呂でもネックレスの素材によっては傷んでしまうことがあります。
以下の4つの理由から、できるだけ外して入浴するようにしましょう。
1.金属の変色やサビのリスク
お風呂のお湯や石けん、シャンプーには金属に影響を与える成分が含まれています。
特に注意が必要な素材は次の通りです。
・シルバー
お湯や温泉の成分で黒ずみやすいです。特に硫黄成分が含まれる温泉では、変色が早く進みます。
・ゴールド
純金は比較的安全ですが、18金(75%が金)や14金(58%が金)は他の金属が混ざっているため変色することがあります。
・メッキ製品
メッキが、はがれやすくなります。変色やメッキはがれをおこす可能性があります。
・プラチナ
基本的に変色しにくいですが、石けんの成分や水垢でくすむことがあります。
変色したネックレス
2.真珠や宝石への影響
ネックレスについている宝石や、装飾部分にも注意が必要です。
・真珠
水分や石けんの成分を吸収しやすく、ツヤが失われることがあります。
・エメラルド・オパール・ターコイズ
水に弱く、変色やヒビ割れの原因になることがあります。
・ダイヤモンド
丈夫ですが、石けんやシャンプーの油分が付着して、輝きがくすむことがあります。
3.お風呂での落下・紛失のリスク
お風呂場でチェーンが切れると、排水口に流れてしまうことがあります。
湯船の中で外れると見つけにくく、滑って落として傷がつくことも考えられます。
4.温泉の成分によるダメージ
温泉には硫黄や塩分が含まれていることが多く、これらが金属や宝石に悪影響を与えることがあります。
繰り返しになりますが、硫黄成分はシルバーやゴールドを変色させる原因になります。
温泉では絶対に外したほうがよいでしょう。
対策と対処方法
もし、ネックレスをつけたままお風呂に入ってしまった場合は、すぐにお手入れをしましょう。
まず、水道水でよく洗い流します。温泉の場合は特に重要です。次に柔らかい布で、水分をしっかり拭き取ります。必要に応じて、専用のクリーニングクロスで磨いてください。
まとめ
ネックレスをつけたままお風呂に入ると、金属が変色したり宝石が傷んだりすることがあります。
また、落として紛失するリスクもあるため、できるだけ外して入ることをおすすめします。特に温泉では成分による影響が大きいため、大切なネックレスは持ち込まないほうが安心です。