運転が怖い…遠近の落とし穴
「最近、夜の運転がちょっと怖いんです。」
長岡市でご相談を受けていると、40代後半から50代の女性のお客様から、こうした声をよく聞きます。
・標識が見えにくい
・対向車のライトがまぶしい
・カーブで距離感がつかみにくい
・バックするときに足元が不安
「年のせいかな…」と我慢していませんか?
実はそれ、遠近両用メガネの“落とし穴”が原因かもしれません。
今日は、長岡でメガネ専門店を営む私たち都屋兄弟商会が、
“なぜ遠近両用で運転が怖くなるのか?”
その仕組みと解決策を、できるだけ分かりやすくお伝えします。
① 遠近両用は「万能」ではない
遠近両用メガネは、
・遠く
・中間
・手元
を1本で見られる便利なレンズです。
ですが、その仕組みはとても繊細です。
レンズの上の方は「遠く用」
真ん中は「中間距離」
下の方は「手元用」
というように、場所によって度数が変わっています。
つまり、
“どこで見るか”によって、見え方が変わるレンズなのです。
ここが落とし穴になります。
② 運転中は「目線」が特殊
運転中の目線を考えてみましょう。
・前方の道路
・信号
・標識
・ナビ
・メーター
・サイドミラー
・バックミラー
常に目線が上下左右に動いています。
特に怖くなるのは、こんなときです。
● カーブで横を見るとゆがむ
遠近両用レンズの左右の端は、
構造上どうしてもゆがみが出ます。
そのため、横目でカーブを見ると
「地面が傾いた感じがする」
「流れる感じがする」
と感じる方がいます。
● メーターを見るときにピントが遅れる
遠くから急に手前を見ると、
目と脳がピントを合わせ直す必要があります。
この“わずかな時間差”が、
不安につながります。
③ 長岡特有の環境も影響する
長岡は冬になると、
・路面が白くなる
・夜が長い
・対向車のライトが反射する
・雪の凹凸で距離感が狂いやすい
という環境になります。
遠近両用のゆがみがあると、
雪道ではさらに不安を感じやすくなります。
「晴れの日は平気だけど、夜の雪道が怖い」
という方はとても多いです。
④ 本当の原因は「度数」だけではない
「度が弱いのかな?」
「レンズが合ってないのかな?」
と思われがちですが、
原因はそれだけではありません。
実は大切なのは、
・フィッティング(かけ位置)
・レンズの高さ
・顔の角度
・姿勢
・運転時の目の使い方
です。
遠近両用は、
“顔の上でどう乗っているか”で見え方が変わります。
わずか1mmの高さの違いで、
遠くを見る位置がズレてしまうことがあります。
⑤ こんな方は要注意
・遠近に変えてから運転が不安
・夜だけ怖い
・首を動かさないと見えない
・横を見ると違和感がある
・助手席の方が楽
このような方は、
「慣れ」ではなく、
設計や使い方が合っていない可能性があります。
⑥ 解決策は“作り直し”とは限らない
ここで大事なのは、
すぐに「買い替え」と考えないことです。
実際に当店では、
・フレームの傾きを調整
・鼻パッドの高さ調整
・レンズ位置の微修正
・使い方のアドバイス
だけで改善するケースが多くあります。
遠近両用は、
“レンズ”よりも
“セッティング”が重要なのです。
⑦ 運転専用メガネという選択肢
もし、
・夜の運転が多い
・長距離運転をする
・雪道が多い
という方は、
「運転専用メガネ」
という考え方もあります。
遠く重視で設計したメガネは、
視界が安定します。
遠近両用を否定するのではなく、
“目的に合わせて使い分ける”のが安心です。
⑧ 我慢しないでほしい理由
怖いと感じながら運転するのは、
心も体も緊張します。
その緊張が、
・肩こり
・頭痛
・目の疲れ
につながります。
メガネは
「見える道具」ではなく
「安心して動ける道具」です。

まとめ
遠近両用が悪いわけではありません。
問題は、
・目線の動き
・かけ位置
・姿勢
・環境
・使い方
との“相性”です。
「最近ちょっと運転が怖いな」
そう感じたら、
それは目からのサインかもしれません。
都屋兄弟商会では、
単に度数を測るだけではなく、
・使う場面
・運転頻度
・生活スタイル
までお聞きしてご提案しています。
売るためではなく、
安心して毎日を過ごしていただくために。
遠近両用の落とし穴は、
知れば防げます。
長岡でメガネに悩んだら、
一度ご相談ください。
怖さは、理由が分かれば
必ず小さくなります。