60代男性へ 補聴器とメガネが耳でぶつかる理由

60代男性へ 補聴器とメガネが耳でぶつかる理由

「補聴器をつけるようになってから、メガネの耳が痛い」

「メガネを外すとき、補聴器まで一緒に動いてしまう」

「以前は何ともなかったのに、一日つけていると耳の後ろが気になる」

長岡市や近隣にお住まいの50代〜60代前半の男性で、こんな経験はありませんか。

原因は、メガネが悪いとも、補聴器が悪いとも限りません。

耳の後ろという限られた場所を、メガネと補聴器が一緒に使っていることがポイントです。

都屋兄弟商会は補聴器専門店ではありません。しかしメガネ専門店として、補聴器を使う方の「メガネ側の掛け心地」を考えることはできます。

今回は、60代から増えてくる「補聴器とメガネを一緒に使うときの悩み」を解説します。

耳の後ろは、意外と混雑しています

メガネの「テンプル」と呼ばれるつるの部分は、耳の上から後ろへ掛かっています。

一方、耳かけ型補聴器は、本体の一部を耳の後ろに装着する構造です。つまり、メガネのテンプルと補聴器が同じ場所を使うことになります。

それぞれ単独では快適でも、二つを同時に使った瞬間、

「耳の上だけ圧迫される」

「メガネが少し浮く」

「補聴器にテンプルが当たる」

といったことが起こる場合があります。

これが「補聴器を使い始めてからメガネまで気になる」という理由の一つです。

原因① テンプルが太すぎる

例えば、しっかりした太めのセルフレーム。

メガネだけなら安定感があって快適でも、耳かけ型補聴器と一緒に使うと、耳の後ろのスペースが窮屈になることがあります。

ここで大切なのは、

「軽いフレームなら大丈夫」とは限らない

ということ。

重さだけでなく、

・テンプルの太さ
・耳に掛かる位置
・フレームの幅
・耳の後ろでの曲がり方

まで見る必要があります。

補聴器を日常的に使用している方は、メガネ選びのときにそのことを伝えてください。

原因② 補聴器に押されてメガネの位置が変わる

メガネは「掛かっていればいい」というものではありません。

鼻から少し下がる。

片側だけ高くなる。

フレームが前へ押し出される。

こうした小さな変化でも、目とレンズの位置関係は変わります。

特に遠近両用メガネでは、レンズの中で遠く・中間・近くを見る場所が違うため、掛かる位置は重要です。

都屋兄弟商会ではフィッティング後、VISIOFFICE3を使って目とレンズの空間的位置関係を0.1mm単位で測定しています。

「度数は合っているのに、最近なんとなく見づらい」

そんな場合は、補聴器を使い始めたことでメガネの位置が変わっていないかも確認したいポイントです。

原因③ 「耳が痛い」を年齢のせいにしている

以前の記事でもお伝えしたように、メガネによる耳の痛みには、テンプルの長さや角度、掛かり位置などが関係します。都屋兄弟商会では、こうした掛け具合の調整を行っています。

しかし補聴器を併用している場合は、

メガネだけを見ても原因が分からないことがあります。

例えば、

「補聴器を外すと痛くない」

「右耳だけ補聴器を使っていて、右だけメガネが気になる」

という場合。

これは非常に重要な情報です。

「年だから耳が敏感になっただけ」と我慢せず、どんなときに違和感が出るのかを教えてください。

メガネ相談には、普段使っている補聴器も

補聴器を常用している方がメガネを選ぶ場合、可能であれば普段どおり補聴器を装着した状態でご相談いただくと、メガネ側の掛かり方を確認しやすくなります。

見るのは、

・テンプルと補聴器が強く当たっていないか
・耳の上に負担が集中していないか
・メガネが傾いていないか
・補聴器を装着した状態でもメガネが安定するか

といった部分です。

都屋兄弟商会では、店内に掛け具合調整コーナーを設け、メガネのフィッティングを行っています。

外すときにもコツがあります

補聴器とメガネを併用していると、

「メガネを外したら補聴器まで引っ掛かった」

ということもあります。

勢いよく片手で外すのではなく、両手でメガネを持ち、テンプルと補聴器の位置を意識しながらゆっくり外すと、引っ掛かりにくくなります。

毎日のことだからこそ、小さなストレスを減らすことが大切です。

補聴器そのものの調整は専門先へ

ここは大切な点です。

都屋兄弟商会で確認するのは、あくまでメガネ側のフレーム選びや掛け具合です。

補聴器そのものの設定や調整、聞こえについてのお悩みは、補聴器を購入した専門店や医療機関などへご相談ください。

「聞こえ」の問題と「メガネの掛け心地」を分けて考えることで、原因も整理しやすくなります。

まとめ|補聴器を使うなら、メガネ選びも少し変わる

60代になると、メガネと補聴器を同時に使う方も増えてきます。

そのとき大切なのは、

若い頃と同じ感覚だけでメガネを選ばないこと。

耳の後ろには補聴器がある。

一日何時間も両方を使う。

メガネを何度も掛け外しする。

こうした生活まで考えて、フレームや掛け具合を見ることが大切です。

長岡市や近隣にお住まいで、

「補聴器を使い始めてからメガネが痛い」

「耳の後ろでメガネと補聴器がぶつかる」

「今のフレームが自分に合っているか確認したい」

という方は、都屋兄弟商会へご相談ください。

補聴器を使っていることも、あなたに合うメガネを考えるための大切な生活情報です。

「見える」だけでなく、毎日無理なく掛け続けられることまで考えて、メガネを選んでいきます。