長岡駅から出かける50代女性へ 新幹線で“車窓は見えるのにスマホがつらい”理由
長岡駅から新幹線に乗って、窓の外を眺める。
遠くの山や街並みは、いつものメガネでよく見える。
ところが席に座ってスマートフォンを開いた途端、
「文字が見づらい」
「少し離したくなる」
「しばらく見ていると疲れる」
――そんなことはありませんか?
「新幹線の中だから目が疲れただけ」と思ってしまいそうですが、50代の目から見ると、この場面にはちゃんと理由があります。
ポイントは、車窓とスマホでは“見る距離”がまったく違うことです。
車窓は見えるのに、スマホだけつらいのはなぜ?
車窓から景色を見るとき、目は基本的に遠くを見ています。
一方、スマートフォンは手元の近い距離。
40代後半~50代になると、近くへピントを合わせる力は若い頃と同じではなくなります。
そのため、
遠くを見るためのメガネでは景色は快適なのに、そのままスマホを見ると頑張らなければならない
ということが起こります。
これは「今のメガネがダメ」という単純な話ではありません。
遠くを見る仕事はきちんとできている。でも、近くを見る仕事まで同じように楽とは限らないのです。
新幹線では「遠く→近く」だけではありません
実際の新幹線移動を思い浮かべてみましょう。
長岡駅の案内表示を見る。
ホームの列車表示を見る。
席に着いて車窓を見る。
スマホでLINEを確認する。
座席前の案内や荷物を見る。
また車窓へ目を戻す。
さらにスマホで乗り換えや目的地を調べる。
つまり移動中の目は、
遠く → 近く → 中間 → 遠く → 近く
と、見る距離を何度も切り替えています。
以前の記事でお伝えした「使える視野」と同じように、50代のメガネでは「一番遠くがどれだけよく見えるか」だけでなく、一日の中で必要な距離をどのようにつないで見るかも大切です。都屋兄弟商会でも、単焦点・遠近・中近など、それぞれのレンズが得意とする距離を踏まえながら見え方を考えています。 都屋兄弟商会(旧ミヤコヤ)
「スマホを離せば読める」も大切なヒント
新幹線の中で、
以前は普通に持っていたスマホを、最近は少し遠ざける。
腕を伸ばす。
文字を拡大する。
メガネを少し下げる。
こんな動作が増えていませんか?
一つだけで「メガネを作り直すべき」と決める必要はありません。
でも、以前と比べて見方が変わったなら、それは今の見え方を確認する材料になります。
特に、
「車窓は快適なのにスマホだけつらい」
という言葉は、メガネ専門店にとって非常に具体的な相談内容です。
遠近両用なら新幹線でも万能?
「それなら遠近両用にすればいいのでは?」
と思う方もいるでしょう。
遠近両用は、一枚のレンズで遠くから近くまで見ることができます。
ただし、レンズの中で遠くを見る部分と近くを見る部分は同じ場所ではありません。
新幹線では座席に深く腰掛けた姿勢でスマホを見ることも多く、視線はかなり下向きになります。
そのため、レンズの種類だけでなく、
スマホをどの高さで持つか、どんな姿勢で見るか、メガネが顔のどこに掛かっているか
も使いやすさに関係します。
都屋兄弟商会では、お顔に合わせてフレームをフィッティングしたあと、VISIOFFICE3で目とレンズの位置関係を測定しています。レンズの性能を生かすには、度数だけでなく、実際に掛けたときの位置も重要だからです。 都屋兄弟商会(旧ミヤコヤ)
「旅行用メガネ」を先に決めなくて大丈夫です
ここで、
「じゃあ新幹線用のメガネをもう一本作るべき?」
と考える必要もありません。
まず整理したいのは、新幹線以外の日常です。
例えば、
普段のスマホでも同じことが起こるのか。
パソコンは楽なのか。
運転では困らないのか。
本を読むときはどうなのか。
こうした生活全体を確認したうえで、その方に必要な見え方を考えます。
都屋兄弟商会では、検査だけでなく、さまざまな場面を想定した体験用レンズを用意し、実際の見え心地を確認しながらレンズをご提案しています。また、片目ずつだけでは分かりにくい違和感を見るため、両眼視検査も行っています。 都屋兄弟商会(旧ミヤコヤ)

長岡駅から出かける前に、今のメガネを一度確認してみませんか?
新幹線で東京へ。
旅行へ。
友人に会いに。
美術館や観劇へ。
せっかくのお出かけなのに、移動中ずっとスマホを見るのがつらいのは、少しもったいないですよね。
次に新幹線へ乗ったとき、
車窓を見るときは楽なのか。
スマホへ視線を落とした瞬間はどうなのか。
また遠くへ戻したときは自然なのか。
一度だけ意識してみてください。
そして、
「新幹線では景色は見えるのに、スマホだけつらいんです」
と、そのまま都屋兄弟商会へお聞かせください。
今お使いのメガネも一緒にお持ちいただければ、現在の良いところと困っているところを確認しやすくなります。
長岡駅から始まるお出かけは、目的地だけを見るものではありません。
車窓も、スマホも、駅の案内も。
そのすべてを自然に見られるかという視点から、今の生活に合うメガネを一緒に考えてみませんか?