50代女性のメガネ、左右同じ高さなら正解?“顔は左右対称ではない”という話

50代女性のメガネ、左右同じ高さなら正解?“顔は左右対称ではない”という話

「メガネが少し傾いて見える。これって調整が悪いの?」

鏡を見て、左右のレンズ上端と眉の距離が違う。写真では片方だけ少し上がって見える。

すると、

「メガネは左右まったく同じ高さに掛かっていないとダメ」

と思いますよね。

ところが、メガネ専門店の答えは少し違います。

人の顔は、定規で描いたような左右対称ではありません。目・耳・鼻の位置などには左右差があるため、メガネそのものを機械的に左右同じにすれば、その人にとって正しい掛け方になるとは限らないのです。ZEISSも、顔は完全な左右対称ではなく、瞳孔間距離や鼻の形、頭の傾きなど個人差を考慮した調整が重要だと説明しています。 ツァイス

長岡市や近隣地域にお住まいの40代後半~50代女性へ。

今回は、メガネの「フィッティング」の少し専門的な話です。

まず、顔の左右を鏡で見比べてみてください

真正面から鏡を見てみましょう。

よく見ると、

・左右の耳の高さ
・目の高さ
・眉の形
・鼻の向き
・頬のふくらみ

などが、完全には同じではないことがあります。

これは特別なことではありません。

その顔に、左右まったく同じ形のメガネをそのまま乗せれば、片側だけ浮いたり、フレームが傾いて見えたりすることがあります。

そこで必要になるのが、一人ひとりの顔に合わせるフィッティングです。

「眉とフレームの間隔が違う=失敗」とは限りません

例えば右の眉とフレームの距離が5mm、左は7mm。

それだけを見て、

「左を2mm上げれば左右同じになる」

と考えるのは早すぎます。

眉そのものの高さが左右で違っている可能性があるからです。

大切なのは眉を基準に数字をそろえることではなく、

メガネが安定して掛かり、自然な姿勢で目とレンズの位置が適切になっているか

を見ることです。

見た目ももちろん重要ですが、「左右同じ」という見た目だけを優先すると、鼻や耳への当たり方が不自然になる場合もあります。

耳の高さが違えば、テンプルの調整も変わります

メガネのつる――専門的には「テンプル」と呼びます――は、左右の耳に掛かります。

もし耳の高さが左右で少し違えば、まったく同じ曲げ方ではフロント部分が傾くことがあります。

そこで、

耳への掛かり方。

鼻パッドの位置。

フレームの傾き。

顔との距離。

などを左右それぞれ確認しながら調整します。

都屋兄弟商会では、店舗中央に掛け具合調整コーナーを設け、実際にお客様のお顔へ合わせてフィッティングしています。 都屋兄弟商会(旧ミヤコヤ)

つまりフィッティングとは、

「曲がったメガネを真っすぐに戻す作業」だけではありません。

その人の顔に合わせて、メガネを使いやすい位置へ持っていく技術なのです。

実は「左右の瞳の高さ」まで同じとは限りません

ここから、もう一歩専門的な話です。

遠近両用レンズなどでは、瞳がレンズのどこに位置するかが重要になります。

そして、人によっては右目と左目の瞳の高さに差があります。

専門的なメガネ作りでは、左右それぞれの瞳の位置を測ることがあり、左右の測定値が異なること自体は珍しいことではありません。遠近両用では、左右それぞれのフィッティングポイントを個別に測定することが重要とされています。 Optician Online

つまり、

「左右のレンズを同じ高さに作れば正しい」

とも限らないのです。

顔が左右対称ではないからこそ、左右それぞれを見る必要があります。

都屋兄弟商会では調整後に「位置」を測ります

都屋兄弟商会では、フレームを選んだあと、いきなりレンズの位置を決めるわけではありません。

まずお顔に合わせてフィッティング。

その状態で「VISIOFFICE3」を使い、目とレンズの位置関係を測定します。公式サイトでも、掛け具合を合わせたあとに測定する流れをご案内しています。 都屋兄弟商会(旧ミヤコヤ)

この「先にフィッティングする」という順番が重要です。

メガネが下がった状態で測って、そのあと掛け位置を変えれば、目とレンズの関係も変わってしまうからです。

専門的な資料でも、各種測定はフレームをきちんとフィッティングした状態で行うことが重要とされています。 Optician Online

こんなときは一度調整をおすすめします

見た目の左右差だけでなく、

「最近、片側だけ耳が痛い」

「鼻あてが片方だけ強く当たる」

「メガネがいつも同じ方向へずれる」

「写真を見ると以前より傾いている」

「遠近両用で片側だけ見づらい気がする」

という場合は、今の掛け具合を一度確認してみてもよいでしょう。

毎日使っているメガネは、少しずつ変形することもあります。

都屋兄弟商会でも、掛け具合を確認しながら調整を行っています。 都屋兄弟商会(旧ミヤコヤ)

メガネの正解は「左右同じ」ではなく「あなたに合っている」

左右対称のフレーム。

左右対称ではない人の顔。

この二つをつなぐのが、メガネ店のフィッティングです。

だから、

「右と左を同じ高さにしてください」

ではなく、

「このメガネ、私の顔にきちんと合っていますか?」

と聞いてみてください。

長岡市や近隣地域で、

「メガネが少し傾いて見える」

「片側だけずれる」

「今の掛け位置が正しいのか分からない」

と感じている方は、現在お使いのメガネを持って都屋兄弟商会へご相談ください。

メガネを左右対称にすることがゴールではありません。
左右対称ではない“あなたの顔”に、一本のメガネをきちんと合わせる。

そこに、専門店のフィッティング技術があります。

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