長岡でメガネを作る50代女性へ 処方箋の「S・C・AX・ADD」をやさしく解読
眼科でもらったメガネの処方箋を見て、
「S -2.50、C -0.75、AX 90、ADD +1.50……これ、何の暗号?」
と思ったことはありませんか?
数字がたくさん並んでいると、「近視が強いの?」「乱視もあるの?」と不安になりますよね。
でも、基本となる4つの記号を知ると、処方箋は意外と読みやすくなります。
長岡市や近隣地域にお住まいの40代後半~50代女性へ。今回はS・C・AX・ADDを、中学生でも分かる言葉で解読します。
「S」は近視・遠視に関係する数字
Sは「Sphere(球面)」の略です。
処方箋では、
S -2.50D
S +1.00D
などと書かれます。
一般的に「-」は近視を補正するレンズ、「+」は遠視などを補正するレンズで使われます。
そして「D」はディオプターというレンズ度数の単位です。
例えば、
S -1.00D
S -4.00D
なら、数字だけを比べれば-4.00Dのほうが近視を補正する力の強いレンズになります。
ただし、この数字だけを見て「目が悪い」と決める必要はありません。
メガネでは、その度数を何のために使うのかも重要です。
「C」は乱視を補正する数字
Cは「Cylinder(円柱)」の略で、主に乱視を補正する度数です。
例えば、
C -1.00D
と書かれていれば、乱視を補正する度数が入っているということ。
乱視があると、物の輪郭が方向によってぼやけたり、文字がにじんで感じられたりすることがあります。
ここで覚えてほしいのは、
SとCは別の役割を持っている
ということです。
「Sが同じだから、前のメガネと同じ度数」とは限りません。Cや、次に説明するAXまで確認する必要があります。
「AX」は乱視の“向き”
AXは「Axis(軸)」の略です。
数字は、
AX 90°
AX 180°
のように、0~180度の範囲で表されます。
「90と180では、どちらの乱視が強いの?」
と思うかもしれませんが、AXは乱視の強さではありません。
乱視を補正する方向を表す数字です。
分かりやすく言えば、
C=乱視をどれくらい補正するか
AX=その乱視をどの方向で補正するか
という組み合わせ。
そのため、基本的にCとAXはセットで読むと分かりやすくなります。
「ADD」は近くを見るために加える度数
そして40代後半~50代で登場しやすいのが、
ADD
です。
ADDは「Addition(加入)」の略。
例えば、
ADD +1.50D
なら、遠くを見るための度数に、近くを見るための度数を+1.50D加える、という意味です。
遠近両用メガネではとても重要な数字です。
以前の記事でもご紹介しましたが、ADDは「老眼が何点」という数字ではありません。
遠くを見る度数から、近くを見るためにどれだけプラスの力が必要か
を表しています。
ですから、同じ50代女性でもADDが同じとは限りません。
4つを並べると、処方箋が読めてくる
例えば、
S -3.00D
C -1.00D
AX 90°
ADD +1.50D
という表示があったとします。
かなり簡単に言い換えると、
「近視を-3.00Dで補正し、さらに乱視を-1.00D、90度の方向で補正する。近くを見るときには+1.50Dを加える」
という情報です。
どうでしょう。
最初は暗号に見えた処方箋が、少し意味のある数字に見えてきませんか?
ただし「処方箋が読める=自分でレンズを決められる」ではありません
ここはとても重要です。
処方箋には大切な度数情報が書かれていますが、快適なメガネは数字だけでは完成しません。
例えば同じ処方でも、
「主に運転で使いたい」
「仕事でパソコンを見る時間が長い」
「遠近両用にしたい」
では、選ぶレンズやフレームの考え方が変わります。
さらに、目とレンズの位置、フレームの傾き、鼻や耳への掛かり方も見え心地に関係します。
都屋兄弟商会でも、眼科の処方箋からメガネを作る際は処方内容を尊重したうえで、使用目的や現在のお困りごと、フレームなどを確認して一本のメガネへ仕上げています。 都屋兄弟商会(旧ミヤコヤ)
また、公式サイトでは「見え心地」を重視し、レンズ交換や調整にも対応しています。 都屋兄弟商会(旧ミヤコヤ)

処方箋と「今のメガネ」を一緒にお持ちください
長岡市や近隣地域で眼科から処方箋を受け取った50代女性へ。
次に都屋兄弟商会へいらっしゃるときは、処方箋だけでなく、現在お使いのメガネもぜひお持ちください。
今のメガネには、「これまでどんな度数で、どんな見え方をしていたか」という情報があります。新しいメガネを考えるうえで、大切な比較材料になります。 都屋兄弟商会(旧ミヤコヤ)
そして処方箋を見ながら、
「このSって何ですか?」
「私の乱視はどの数字ですか?」
「ADDはどういう意味ですか?」
と遠慮なく聞いてください。
処方箋は、分からない数字の紙ではありません。
S・C・AX・ADDの意味を知れば、自分のメガネについて専門店と一緒に考えるための“大切な設計図”に見えてきます。