50代女性のメガネ レンズを替えると“掛け心地”まで変わることがある?
「フレームは同じなんだから、レンズを替えても掛け心地は同じですよね?」
そう思いませんか?
ところが実際には、レンズ交換後に、
「前より鼻が楽になった」
「少し軽く感じる」
「逆に、前より下がりやすい気がする」
と感じることがあります。
なぜでしょう?
答えは、メガネがフレームだけではなく“フレーム+レンズ”の重さとバランスで顔に掛かっているからです。
長岡市や近隣地域にお住まいの40代後半~50代女性へ。今回は、意外と知られていない「レンズと掛け心地」の関係をご説明します。
レンズは、見え方だけを担当しているわけではありません
レンズ交換というと、
「度数を変える」
「傷のないレンズにする」
「遠近両用へ替える」
など、まず“見え方”を想像しますよね。
もちろん、それが一番大きな目的です。
でもレンズには、厚さと重さもあります。
HOYAも、レンズの厚さは度数、設計、素材、フレームの大きさなどによって変わると説明しています。一般的には屈折率が高くなるほど、同じ条件なら薄く仕上げやすくなります。 HOYA ビジョンケアカンパニー |
つまり同じフレームを使っても、入れるレンズが変われば完成したメガネ全体の条件も変わるのです。
例えば、強めの近視で大きなフレームなら?
近視用のマイナスレンズは、一般的に中心より周辺が厚くなります。
そのため、
度数が強い+レンズ面積が大きい
という組み合わせでは、フレームの端に残るレンズが厚くなりやすくなります。
そこでレンズ素材やフレームとの組み合わせを見直すことで、厚みを抑えられる場合があります。HOYAも、最終的なレンズ厚は「度数・設計・フレームサイズ」の影響を受けると案内しています。 HOYA ビジョンケアカンパニー |
厚みが変われば、レンズの重量にも違いが出ることがあります。
すると、
「以前より鼻に乗る感じが違う」
と感じても不思議ではありません。
“前が重いメガネ”は鼻への感じ方も変わる
メガネは鼻だけで支えているわけではありません。
鼻と左右の耳でバランスを取りながら掛けています。
HOYAでも、フィッティングでは両耳と鼻の3点で荷重バランスを取ることが大切と説明しています。 HOYA ビジョンケアカンパニー |
レンズの重量が変われば、メガネ全体の重量や前側の重さも変わる場合があります。
その結果、
・鼻パッドの当たりが以前より気になる
・下を向くとズレやすく感じる
・耳の後ろの掛かり方が気になる
といった変化につながることがあります。
以前の記事でもご紹介したように、鼻に跡が残る原因は「重いか軽いか」だけではありません。重さを顔のどこで、どう支えているかが重要です。 都屋兄弟商会(旧ミヤコヤ)
「薄いレンズ=必ず軽い」でもありません
ここは少し専門店らしい話をしましょう。
「それなら一番薄いレンズを選べば、一番軽くなるの?」
と思うかもしれません。
実は、そう単純ではありません。
レンズの重さは、
素材・度数・レンズの大きさ・厚さ
などの組み合わせで決まります。
屈折率が高いレンズは薄く仕上げやすい一方、素材そのものの性質も違います。
ですから、
「1.74だから絶対に軽い」
「薄ければ必ず掛けやすい」
とは決めつけず、実際の度数やフレームと合わせて考えることが大切です。
レンズ交換したら、フィッティングも確認したい
ここが今回、一番お伝えしたいところです。
お気に入りのフレームをそのまま使ってレンズ交換できる場合でも、
「レンズだけ替えたから、フレームは触らなくていい」
とは限りません。
長く使ったフレームなら、知らないうちに、
・鼻パッドの位置が変わっている
・テンプルが広がっている
・左右の高さが違っている
・少し下がりやすくなっている
ということもあります。
都屋兄弟商会では、フレームが使用可能な場合はレンズ交換にも対応しています。レンズ交換後も、掛け心地や見え方を確認することが大切です。 都屋兄弟商会(旧ミヤコヤ)
遠近両用なら「掛かる位置」もさらに重要
50代女性なら、レンズ交換を機に遠近両用へ替える方もいらっしゃいます。
遠近両用は、レンズの中で遠く・中間・近くを見る場所が変化しています。
そのため、
新しいレンズを入れたあと、目に対して適切な位置に掛かっているか
も大切です。
都屋兄弟商会では、フィッティング後にVISIOFFICE3を使い、目とレンズの位置関係を確認してメガネ作りを行っています。
「度数が合っている」だけで終わらせないのが、専門店の仕事です。

今のフレームを使いたい方こそ、そのままお持ちください
長岡市や近隣地域で、
「このフレームは気に入っているから、レンズだけ替えたい」
という50代女性へ。
ぜひ今のメガネをそのままお持ちください。
そして、
「夕方になると鼻が痛い」
「以前よりズレる」
「もう少し軽くできる?」
「このフレームに遠近両用を入れたい」
と教えてください。
レンズ交換では、新しい度数だけでなく、レンズの厚さや重さ、フレームとの組み合わせ、掛かり方まで一緒に見ることが大切です。
レンズを替えるということは、見える景色だけを替えることではありません。
メガネ一本のバランスを、もう一度作り直すこと。
都屋兄弟商会では、「見え方」と「掛け心地」の両方から、今のフレームを生かせる方法を一緒に考えます。